年明け早々の「出てくる料理によります」事件から続けて起きた
「M銀行、生活費はどこへ消えた?」事件。
ひばりの日記やメモには、2023年の7月に「やっと(生活費の)入金があった」とメモが残っている。
自分のパート代だけで生活費を賄ったのだから、忘れるわけもない。
しかしひばりは、モラ吉の度重なる強気な発言と脅しに「もしかして生活費貰ってたのかな?」
と不安な気持ちになっていた。かくいうすずめも、一抹の不安はあった。
「もしや、ひばりょ。とち狂ってバルミューダのオーブン5個とか買っちゃったりしてない?」って
奇想奇天烈な心配をしていた。
「ガスライティング」って何?
すずめ娘2号が、「ガスライティング」という言葉を教えてくれた。
すずめなりに調べたところ(WEB検索しただけだが)、
「加害者が誤った情報で心理的に被害者を操り、正常な判断力を奪う行為」
とある。イギリスでは2015年にガスライティングを犯罪と認めた…という説明があった。
モラ吉の生活費を払った、という妄言に続くモラ吉の行為に薄ら寒いものを感じていた
すずめだが、この言葉の意味を知り少しだけ合点がいった。
ガスライティング…被害者をコントロールする卑劣で狡猾な行いで、具体例が上がっていたが、
全てモラ吉に当てはまっている。全て、である。
引き続き、その対応について無い知恵を絞っているところである。
大雪警報、発令。 不要不急の外出はお控え下さい
2024年2/5(月)首都圏、天気予報では前日から大雪の可能性を大きく取り上げていた。
どのニュースでも「不要不急の外出」を控えるよう言っていたが、
我ら姉妹にとっては、何が何でも外出しなければならない日であった。
M銀行から、2023年4月~6月までのひばりの口座の「ご利用明細証明書」が出る日である。
その日、すずめは市役所でもう一つ証明書を取ってくるように指令を出していた。
ひばりは「市役所終了」、そして「M銀行、終了」とちょこまか連絡を入れてくれた。
当たり前だが、「ご利用はありません」の文字!!
出金も振り込みもなく、該当の期間は全く稼働していなかった。
ひばりのM銀行の口座は、しばらく使用していないのだ。
新居ではディスペンサーが遠くにあり、会社倒産後の金欠の時期に入金があれば、
喜び勇んで引き落としに行ったはず…そんな強烈な記憶を忘れるはずなどないのだ。
モラ吉から酷い言いがかりをされ、要らぬ労力と心労を味わわされたひばりだが、
心底ホッとしていた。
モラ吉という「泥船」から速やかに下船せよ!
ひばりはM銀行の支店から直接都内某所に出てきて、すずめと落ち合った。
M銀行の書類のコピーと、市役所からとってきた書類をすずめが預かり、
今後のことを打ち合わせた。
モラ吉から「お前は自分勝手だ」「お前が悪い」「オレは間違っていない」
などなど(他にもたくさん‼)再三にわたり言われ続け、ひばりの精神は摩耗しきっている。
被害者本人でないと受け付けて貰えない場所に電話をかけてもらったのだが、
事情を説明するのが辛いのだろう、ドンドン声が小さくなっていく…
終いには「頭に入ってこ~へん…」と言って途中で電話を切ってしまった。
他の人間には、
モラ吉の言葉が根拠や客観的事実に基づいていない理不尽なことだとわかるのだが、
繰り返し痛めつけられたひばりは、いつものように話す事さえ出来なくなっていた。
M銀行について、モラ吉にどのように話すのかシンプルに箇条書のメモを渡したのだが、
「モラ吉と話そうとすると胸がトントンする」「家に辿り着くのが怖い」など
もう既に限界状態のひばり…
最善でなくても、最悪な事態になるのを避けるために強引に連れて帰った方がよいのでは?
すずめもどうすればいいのか、途方に暮れてしまった。
ひばりの気持ちを優先して、3日後にまた会う約束をしこの日は早めに解散した。
幸いにも電車は動いており無事に家路につくことが出来たが、
こんな寒い日に「家に辿り着くのが怖い」と言うひばりを思い、涙が止まらなかった。
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