金の切れ目がモラの始まり

モラハラの経緯

いまから振り返ると、モラ吉のモラが始まったのは2023年が明けてすぐの事だった。
結婚して数年がたち、「地」が出始めたのだろう。
給料の遅延が酷くなってきた時期ともリンクしているようだ。

まだ寝てる、帰ってきてもまだ寝てる

モラ吉の給料の遅延がひどくなり、お金のことでギクシャクし始めたらしい。
モラ吉が発した「打ち出の小槌だと思っていない?」という言葉にカチンときたひばりは、
パートを2か所掛け持ちし始めた。
朝の7時半に出勤する時、在宅勤務のモラ吉は当然ながらまだ寝てる。13時過ぎに1件目のパートを終えて帰宅してもまだ寝てる・・・
そんな話を聞いたときは『ウォ~~ィ、どういうことやね~ん!!』とすずめは激怒した。
在宅勤務でほぼフリーランサーのような仕事にもかかわらず、自動洗濯機のボタン一つ押さない昭和のオヤジっぷり。しかも、給料は遅延。ひばりのストレスが爆上がりするのも無理はない。

最初は夫源病だと思っていた

家事には一切ノータッチ、昼夜逆転の生活リズム、いつも寝てる、給料は遅延、そりゃあ言い争いも増えるがな…
ひばりは、飲みっぱなしのビール缶の後片付けを促す度に口喧嘩が始まると言っていたが、その内容を聞いて、それは夫婦喧嘩ではない「モラハラやで!」と諭した。
声を荒げ威圧的な態度、お前ダメだわ、全然ダメ、不機嫌な態度や説教、わざと大きな音を立てる、
などなど… ハイ、アウト~~~!!全部モラハラや!
とにかく、モラ吉の言い放った内容をすべてメモるように指示を出した。

そして、100円玉ハゲが出現する…

そうこうするうちに、ひばりは、100円玉ハゲが出来ている事に気付く。
すずめもひばりも、少し落ち着けば元に戻るだろうと楽観視していた。しかし、結果から言うと症状はドンドン酷くなり地肌の見える部分が日増しに増えていった。
コレは、流石に看過できなくなり皮膚科をはしごするも改善せず。増々 症状は悪化するだけだった。
悶々とした春を迎え、Xデーはやって来た。
モラ吉の勤め先の社長(モラ吉の地元の先輩)が、計画倒産をして姿をくらましたのだ。
ここから、一気にひばりの脱毛症は加速していった。

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