常軌を逸するモラハラ

M銀行事件

「M銀行」事件以降、モラ吉のモラ度は、常軌を逸するレベルになっていった。
少年が起こす凶悪事件は、「集団心理」によって暴力に歯止めがかからなくなるケースが多い。
集団心理の働きもなく、ハラスメントが加速するのはどういう事なんだろう?
モラハラをしている時は、アドレナリンが出て快感を得ているのだろうか?
いやいや、モラ吉をアナライズしている場合ではない。
一刻も早くひばりを救い出さねば…とは言え、徒歩と電車しか交通手段がないすずめには、
すぐに迎えに行くということが出来なかった。
何より、ひばり自身が自分にストッパーをかけて「別居できない」理由を上げ始めるのだ。
優先事項の選択が出来なくなっている、やばい時期に突入したと感じた。
イケナイ新興宗教の洗脳に似た状況だと思う。

M銀行の件は、双方がそれぞれの口座の明細を取り寄せることでいったん話はついた。
銀行窓口の稼働時間(つまり15時まで)に、手続きに行かなければならなかったが、
ひばりは2か所のパートの合間を縫って最優先で手配できるように動いた。
仕事でさえも「行く行く詐欺」のモラ吉は、当然 言うだけで手配をしている様子はない。
明細が出るのは、1週間後と言われ(かなり無理を言って手配してもらった)、
時間短縮のために支店まで取りに行くことにした。

弁護士との面談

すずめはひばりに相談せず、サクサク弁護士の予約を1時間とった。
モラ吉が経済DVを発動してから5日後の予約であったが、
待ち合わせにやって来たひばりは、顔色も悪く食事も摂れていない状態だった。
現に2日で2kgも体重が減ってしまったらしい…

貴重な1時間になるので、何を質問して確認するかを綿密に打ち合わせた後に面談に臨んだ。
弁護士の方はとても良い方だった。色々と有益なアドバイスもいただけた。
当然、モラ吉に対して「間違いなくモラハラですね」と断言された。
しかし、身体的なDVと異なりモラハラは立証が難しいのが現実である。
すずめ主導で話を進め最後に、「どうすれば一番いいでしょうか?」というトンチキな質問に、
弁護士先生は真摯に答えてくれた。「ひばりさん自身がどうしたいかによります」と。
依頼あってのお仕事で、依頼人の要望にそうのが使命なのだから、至極まっとうな回答である。
すずめとしては、すぐに「別居」して婚姻費用分担請求を同時に提出、
が良いだろうと思ったが、先にも述べた通りひばり自身が決断できないでいた。
ワンコ2匹を置いていけない、パートを直ぐに辞められない、パートを辞めたらお金がない
などなど。ひばり、できない理由なんて100も200もあるんよ。
天は自ら助くる者助く… ひばり、早く目を覚ますんや~

もはや「モラハラ」などというレベルの話ではない

M銀行から明細が出るまでの1週間に、またもや事件は起こった。
モラ吉が、地元の友人を自宅に1泊させると勝手に決めてきたのだ。
ひばりは家の中ではウィッグを取り、医療用キャップを被っている。
ひばりは当然「えっつ?私ウィッグやのに泊まるの?」と違和感を持ち、
「わたし(髪の毛)どうしたらいいの?」と聞くと、ヤツは
「好きなようにすればいい」と答えたらしい。

ひばりの朝は早い。朝方寝始めるモラ吉とは反対に7時半から仕事を始めるのだ。
そんなひばりに、友人が泊った翌朝の朝食を作るように命じてきたのだ。
「できない」と断ったひばりに、モラ吉はいったんは引き下がったが、ぐちぐちぐちぐち言い続けた。

「お前は、自分の事ばっかり、自分中心だ」
「〇〇さんの嫁さんは同じように仕事してるけど、仕事に出かける前に
朝ごはん作ってラップして用意してたんだよ」

「それが普通だと思うけど、どうなの?」
「泊る晩のご飯も、ひばりからの発信がない」

「ひばりの友達が来たときは、会食できる場所の予約もして金も出した」
「姉(すずめの事)と会う時も同じようにした」
「オレは時間を割いているのに、たかが1時間早く起きて朝ごはんが

 
作れないのか!1時間早く起きろよ!」
そして、最後にお金の話や息子を悪く言われた、などと ひばりを攻撃し続けた。

また、2人を引き合わせた仕事関係の知り合い(ここではH社長としておく)を引き合いに出して
ひばりを攻撃してきた。
「ひばりさん、他の人が話してると割り込んできますよね」
「モラ吉さん、イラつきませんか?怒らないんですか?」とH社長も言ってたぞ。


朝の仕事が終わって帰宅後に1時間以上募られ、泣きながら電話が入ったこともあった。
また、別の日には真冬の夜中にコンビニをはしごしながらの電話とか…

モラ吉の言ってることはメチャクチャである事は間違いないのだが、
やられ続けると普通に考えることが出来なくなる。ひばりも正常な判断が出来なくなってきている。
すずめの話すことも「頭いっぱいで入ってけ~へん…」と辛そうにするのだ。

因みにモラ吉の言っている、
ひばりの友人や姉であるすずめに会食のセッティングをしたという件について、
すずめの意見(というよりほぼ全人類共通の意見)を記しておく。

確かにモラ吉は、レストランを予約して会計もした。が、それは
モラ吉自身が「やってもいいな」と思えた事をやっただけの事である。
妻の友人や姉に会うのを嫌がる人もいるだろうが、モラ吉は「ええかっこしい」であるだけだ。
積極的にやりたい事ではなかったかもしれないが、「やってもいいな」と思ったことをやったのだ。
夫婦に必要なものは、「やりたい事」や「やってもいい事」ではい。
「やらねばならない事」を責任を持ってやる事である。

つまり、家事と育児の分担をする事だ。
パートを2つ掛け持ちしている妻へ、労りやリスペクトが全くない

モラ夫が何をほざいておる!!







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